いつだってマーメイド
『っ。じゃあ次はあゆの好きな人、あたし当てるから。』

1回つばを飲み込んでからいった。

落ち着けあたし。

体のほてりを必死に抑えた。



あゆはどうぞどうぞ、と何か自信ありげな顔でうなずいた。


くっそ~・・絶対にあててやる。




眉間にしわをよせて、腕組んで。

うーん…っと悩んでるふりしてるけど

実はあたし、あゆの好きな人は大体検討がつく。




だって隣の席でいっつも顔真っ赤にしてるんだもん。

そう、あゆの好きな人は
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