いつだってマーメイド
『何よお!そっちがぶつかってきたくせにぃ。陽菜、
すっごく痛かったんだから…』

うる目になって、自分の肩をなでる。

田中は無視して通り過ぎた。


その時、今井が飛びついてきた。



『井深さん、大丈夫!?』



そういえば今井って陽菜ちゃんのこと
好きだったっけ。

よくやるよね・・。全く。



『あ・・。慶介くん。ありがとう・・。
陽菜、大丈夫!心配してくれて嬉しい。』
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