【 LOVERS 】
その後、裸でベットで
じゃれあっていた。

繭の胸に頭をのせて

『繭はやっぱり500万の
価値があった・・・
ねぎっちゃったけど(笑)』

「一晩で?」

『うん、一晩で♪』

「ねぇ・・・稜」

『ん・・・何?』
っと繭の顔を見ると

「もし・・・途中で気づかなかったら
稜は500万作ってきたの?」
と繭が何ともいえない表情で
言ってくるから、

『うん・・・作ってた(笑)
後、2週間くらいかかってた
と思うけど。
繭と違って安いからねっ(笑)
でも・・・いいっ
もうチャラになったから♪』

と言い、繭のお腹を舐めた。

「もう・・くすぐったいってば」
と繭が笑った。




僕は繭の体をすみずみまで
愛撫したけど・・・

Kissマークはつけなかった。


繭の白い綺麗な肌に

そんな痕残したくなかったから・・・


その代わり

『繭、ここにKissマーク
つけて、歯型でもいいから!』


自分には残したかったんだ(笑)

< 106 / 143 >

この作品をシェア

pagetop