【 LOVERS 】
『・・・・・っ・・』

首に首輪がくい込む。

繭は、首輪についた鎖を引っ張り僕の顔を引
き寄せると舌でイヤらしく僕の唇を舐めた。

繭って何でこんなにHな顔するんだろう・・・

軽く噛むように僕の唇を奪う繭。
伏せた睫毛が影を作っている。

何でそんなに綺麗なの・・・


繭の舌が僕の中で遊ぶ

トロけるようなその甘いkissに

『・・・・ハァ・・』

吐息が漏れ、体の芯が熱くなるのを感じると
、僕はそのままソファーに繭を押し倒した。

「・・・ご主人様にそんなことしていいの?」
と悪戯っぽく口角を上げる繭。

『わん♪』

と言って繭の首筋を舐め、
僕の手は勝手に繭の服の中に滑り込む。

ピクン――

『繭、今ビクッとした?じゃぁ~次の命令は
~』と笑う僕に

「・・・今の映画と関係ないんだけど」
ともっともな事を目を細めて言う繭。

『うん(笑)ご主人様1ヶ月間いい子にして
た僕に・・・ご褒美を下さい♪』

と可愛くお願いしてみた。

「・・・いいよ、うまくできたらね」

繭は妖艶な笑みを浮かべて僕を挑発する。


『はい、ご主人様♪』

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