【 LOVERS 】
あれから半年、叶夜との生活は続いていた。

SEXはしていない。

よくよく考えると店の売上あるんだから別に
マンション借りれるんじゃん?と思う。

そして僕は知ってる。

時々寝ている僕にこっそりKissしている
叶夜のことを・・・

それ以上のことをしてこようとしたら殴って
やろうと思ってるんだけど、何もしてこない
・・・ただ軽くKissするだけ。


ギィ――

朝方、ドアの開く音に目が覚める。

どうしても下のドアは音がするんだ。

その後は音がしないように歩く叶夜。

そっとドアを開け自分のベットに腰を下ろし
、僕を眺める。

そして

「・・・・・・?!!!」

『・・・何してんの?ペットのくせに』

いつも寝たふりしてるけど今日僕は目を開け
低い声でそう言った。

「いや・・・あの・・・あんまり寝顔が可愛
くて・・・つい・・・もうしない!絶対しな
いから!ごめん!ごめんなさい!」

と必死で誤ってくる叶夜に可笑しくなり笑っ
てしまった。

『フッ、いいよ。今日からこのベットで寝て
も』
と布団をめくり、ベットをポンポンと叩く
と叶夜が嬉しそうな顔をしてベットに飛び
込んできた。

「・・・稜ぅぅぅ~!!」

俺に抱きつく叶夜

『ハイハイ。でもSEXはまだだから』

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