【 LOVERS 】
一応迷惑をかけた彼に
僕は詫びを入れ、
ゲイだからっと言うと
引くどころか・・・

今住んでるここは彼が
借りている。

マンション

ではなく・・・
彼が女に貢がせた外車3台を
置くために借りてる倉庫の2階。

3ヶ月のバイト代で2階を改装した。

『叶夜(キョウヤ)今から仕事?』
明らかに本名ではない名前を呼ぶと

「一回うちに戻って、
シャワー浴びてから行く」

『いいよ。シャワー使って』
と言う僕の言葉に

「いや~ここではちょっと(笑)」

綺麗な顔してるけど、笑うと幼い。

180cmある身長と
締まった体。

女にモテるだろう・・・


叶夜は、都内のマンションで
銀座のクラブで働いてる
彼女と暮らしていた。

一度見たことがあるけど・・・
どこがいいのかわからない。

女に飽きたのか?

叶夜はバイセクシャルだった。


「稜も今から仕事?」
着替えを済ませ僕の方を見る。

『あぁ』

「そう、じゃぁまた」
叶夜は僕の頬に軽くKissして
出て行った。

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