恋愛の国のありす
それから住まいやいろいろな話をし、入学手続きも無事終わった。




「では、笹部さん。明日を楽しみにしています」




「こちらこそ。今日は本当にありがとうございました。失礼します」




制服やら教科書やらで、あたし達の手はいっぱい。




「タクシーよんで変えろっか」




タクシーの中では、二人とも緊張しきったのか、ぐっすり眠っていた。
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