恋愛の国のありす
琉架はセイバート学院中等部。
あたしはセイバート学院高等部。
お互い校舎の場所も違うから、途中ですぐバイバイ。
あたしは一人理事長室に向かいます。
コンコン
「失礼します」
「どうぞ」
カチャ
「あら、琉架君はもう行っちゃったわよ?」
「あ、琉架は何事もすばやいので(笑)」
「ふふ。じゃあまず、セイバート学院について説明します。まあ説明といっても、1つだけなんだけど」
「なんですか?」
「恋愛をなさい!!」
「………れ、恋愛?」
「やだ、琉架君と一緒の事言ってる」
「で、でも理事長、恋愛ってどういう意…」
「後は担任に聞いて♫ほら、遅刻するわよ?」
「し、失礼しますっっ」
あたしはセイバート学院高等部。
お互い校舎の場所も違うから、途中ですぐバイバイ。
あたしは一人理事長室に向かいます。
コンコン
「失礼します」
「どうぞ」
カチャ
「あら、琉架君はもう行っちゃったわよ?」
「あ、琉架は何事もすばやいので(笑)」
「ふふ。じゃあまず、セイバート学院について説明します。まあ説明といっても、1つだけなんだけど」
「なんですか?」
「恋愛をなさい!!」
「………れ、恋愛?」
「やだ、琉架君と一緒の事言ってる」
「で、でも理事長、恋愛ってどういう意…」
「後は担任に聞いて♫ほら、遅刻するわよ?」
「し、失礼しますっっ」