『遠・距・離・恋・愛』
……あっ…、いた……。
どんなに沢山の人がいても、すぐにミキを見つけることが俺の小さな自慢。
まだ俺の存在に気付いてないのか、若菜ちゃんや他の友達と楽しく話しをしたり、かと思うと泣きながら抱き合ったりしてる。
“本当、泣いたり笑ったり忙しい奴(笑)”
こっちまでミキにつられそうになってしまう。
ミキにどう声を掛けようか迷っていた時……。
「上田。」
俺も、振り向いたミキも “あっ…”と表情を変えていた。
ミキに声を掛けたのは、三上 亨。
ミキの学校の先生であり、
ミキが片思いしていた相手……。
どんなに沢山の人がいても、すぐにミキを見つけることが俺の小さな自慢。
まだ俺の存在に気付いてないのか、若菜ちゃんや他の友達と楽しく話しをしたり、かと思うと泣きながら抱き合ったりしてる。
“本当、泣いたり笑ったり忙しい奴(笑)”
こっちまでミキにつられそうになってしまう。
ミキにどう声を掛けようか迷っていた時……。
「上田。」
俺も、振り向いたミキも “あっ…”と表情を変えていた。
ミキに声を掛けたのは、三上 亨。
ミキの学校の先生であり、
ミキが片思いしていた相手……。