俺様王子のヒ・ミ・ツ

さっきからあずさが、一つの物ばっかり
見ている。



「これ欲しいの?」


俺がそう聞くと


あずさは焦った感じで



「全然違うよ!!


 もう十分見たし帰ろう」


といって店のドアの方に歩いて行こうと
した。



「ちょっと待った!!


 あずさ、本当はこれがほしいんだろ!?


 
 さっきからこればっかり見てるし




 これはあずさに俺からプレゼント
 してやる。」





「本当に!?」




「あぁ本当だ!!

 でも一つ条件がある。」




「条件!?」







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