俺様王子のヒ・ミ・ツ
「ここ・・・」
俺が目を覚ました時、隣にあずさが
座っていた。
「幸人!!
あの試合の後、幸人は倒れたんだよ。
そんで、この保健室に運ばれたの。」
あぁ。俺、倒れたんだー
「試合は勝ったんだよな?」
あのときの記憶はあんまり残って
なくて、勝ったような・・・・で
つい聞いてしまった。
でも俺が聞いてからすぐ
あずさは笑ったので、これで俺は
勝ったんだ。と思って凄く安心した。
「今、何時?」
俺はまわりを見渡しながら、あずさに
聞いた。
「今は夜の七時。
幸人、3時間もねむってたんだよ。」
3時間も・・・
もしかして、あずさはずっと俺の所に
いてくれたのかなぁ。