三度鳴くまでに…



「お姉さん。」


後ろから突如声が聞こえ、ビクッとしながら振り返った。


そこには、

背丈は小学生低学年くらい。

きれいに切り揃えられた真っ黒な髪。

首には赤いリボンを付けていて、リボンには小さな鈴が光っている。


目は金色で月のよう。


そんな容姿の可愛らしい少女がいたのだ。






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