他人の恋愛話に興味はねぇ
ごくり。
村上が唾を飲み込む音が聞こえる。
もう麻雀どころではなくなっていた。
タシロ、俺、村上の3人は
煙草も吸わずに恭平の話に聞き入っていた。
「きょ、恭平ちゃん、そ、それで?」
背後から女性の声がして
驚いて振り向くと
店の洋子さんが聞き耳を立てていた。
「ちょっとー、洋子さんは関係ないんだから
向こうに行ってお茶でも入れててよ」
恭平が顔を赤くしながら、慌てて手で「しっしっ」をする。
「いいじゃな~い!
あたしも仲間に入れてよ。
興味あるのよ、そういう不倫って。
タシロ君ならまだしも、まさか、恭平ちゃんがねぇ、ぐひひ」
洋子さんは太った体を揺らしながら、下品な笑いをする。
スケベな女やねぇ・・・
俺は心でつぶやく。
村上が唾を飲み込む音が聞こえる。
もう麻雀どころではなくなっていた。
タシロ、俺、村上の3人は
煙草も吸わずに恭平の話に聞き入っていた。
「きょ、恭平ちゃん、そ、それで?」
背後から女性の声がして
驚いて振り向くと
店の洋子さんが聞き耳を立てていた。
「ちょっとー、洋子さんは関係ないんだから
向こうに行ってお茶でも入れててよ」
恭平が顔を赤くしながら、慌てて手で「しっしっ」をする。
「いいじゃな~い!
あたしも仲間に入れてよ。
興味あるのよ、そういう不倫って。
タシロ君ならまだしも、まさか、恭平ちゃんがねぇ、ぐひひ」
洋子さんは太った体を揺らしながら、下品な笑いをする。
スケベな女やねぇ・・・
俺は心でつぶやく。