CRYSTALROSE
Qクラスめ
人が必死こいて生きようとして戦ってるっつーに
ガンッ
「っ!!」
しまった!!
今更気づいても後の祭
私は気を緩めたところを龍崎 ルアの力によって壁へと体を叩きつけられた
「ケホッ……自分の手では触れないんだね」
ル「…」
「ふっ……お前なんか汚くて触れないって目してるね」
私が何と言おうと答えようとはしなくて
ただひたすらに私を壁に叩きつける
バンッバンッ
「くっ」
ヤバい
このままじゃ力が解放されちまう
どーする
夏「空!!!降参しろ!!もう無理だ!それじゃ」
降参?
夏てめぇ
「ナイスアイディア!!」
そうと決めたら私の行動は早かった
新幹線なんか糞でもないほど
「はい!!降参します♪」
皆の目が点になる
龍崎 ルアを除いて
{{{{………はぇーー}}}}
「本当に宜しいですか?」
審判がいちいち確認してくるけど
そりゃあもう答えは
「はい!!」
「…わかりました」
審判は納得したのか手を上げると
「神崎 空 降参のため龍崎 ルア様勝利!!」