もーつあると
テストが終わって少し寝た。

「咲亜~」

目を覚ました。

「寝ないでよ」

「ごめん」

「まじでなんかあったの??」

「コンクールの曲が難しすぎて~はは」

思い切って万遍の笑みをした。

「そっか~難しいもんね~」

嘘を付いた。

本当のことを言ったらなんかかわいそうで。
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