【連作】腐女子におくる迷作童話集2
赤ずきんは、おどろいて、少年にかけよりました。

すると。

なんということでしょう。

少年のうずくまる草むらのすぐそばに、赤ずきんがすっ飛ばしてしまったワインの瓶が、こなごなになって転がっていたのです。
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