届かない
とりあえず、麻耶と優芽は新しい教室に向かった

不安。
心配。
期待。
楽しみ

全ての感情が入り混じっていた


優芽が2−1の教室に入って一言。
「きゃー♪イケメンだらけやんかっ!!」
「はは…さすが優芽…」

優芽テンション高いなあー…


黒板に張られた座席表を見る。
「…私は窓側から二列目の一番後ろ…か」

優芽が突然また叫んだ

「アンタ、佐藤雅と隣の席じゃん!!」


ええっ……
正直焦った。
あのとてつもなくヤンキーという噂の人が隣の席…

不安が増してゆく






ねぇ、みや。
この時から二人の出会いは始まったんだよ??
席が隣でなければ…
私たちは出会わなかったんだよね
これは、
((運命))
だったのかな…??
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