時~15の君へ~
「あら髪の毛良い色に染まったね。」

「お母さんやっぱ理解力あるー(≧∇≦)」

お母さんと二人で並ぶキッチンはすこし狭い位だけどこうやって一緒に並んで料理するのが私は大好きだった。

「和恵…お弁当、お父さんの分も作って上げたらきっと喜ぶよ。」

「えぇー↓↓めんどいぃー。」

「作って上げてご機嫌取ればきっと髪の毛のこと忘れてるから(笑)」

ボソッと私に耳打ちをしたお母さんのVサインに私とお母さんとニカっと怪しい笑みを浮かべあった。

「おい!二人でなに話してんだ?」

お父さんは新聞をたたみながら二人の会話に侵入してきたのを

「べっつにー★」で防御。

「(┳◇┳)」

あっお父さんいじけた。 しょうがない作ってやるか。

そんなこんなで出来上がったお弁当をスクバに入れて忘れものチェック。

「提出プリント、新しく買ったリラックマのペンケース、オシャレな黒ぶち眼鏡…。」

「お前目悪かったか?」
「オシャレだよっオシャレ!お父さんわかってないなー。」

「…」

「それに、携帯とメモ帳…あっハンカチとティッシュ忘れた!」

「そんなの中学とき持ち歩いてたか?」

「いいの!持ち歩くの!←怒」
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