◇禁断恋愛◆
『せ、聖夜・・・早いね?』
少し怯えた目で俺を見て、日菜が言う
「あぁ・・・今日、日直だから先行くよ」
出来るだけ・・・出来るだけ冷たくそう言う
『えっあ、うん・・・!』
いつもと全然違う言葉に、全然違う空気
もう昨日までみたいに隣で歩いたりなんて出来ない
この気持ち知ってるのはもう、俺だけじゃなくなった
だから・・・もう・・日菜とは笑えないんだろうな
それでいい・・・・
それよりも、好きだって・・・わかってほしかった
日菜は、ぎこちなく、ソファに座る
「・・・俺がいるから?」
思わずそう言ってしまった
『えっ・・・?』
「俺がいるから、そんな居心地悪そうなの?」
横目で日菜を捕らえて言う
『ち、ちがうよ!そんなんじゃなぃよっ』
必死で否定する日菜は、また辛そうな顔だった
最低だな・・・俺・・・
見てられなくて、そのままリビングを出た
全部、嘘ならいいのに
俺のこの想いも、昨日の事も、何もかも――――――
でも、もう、どうしようもない・・・
少し怯えた目で俺を見て、日菜が言う
「あぁ・・・今日、日直だから先行くよ」
出来るだけ・・・出来るだけ冷たくそう言う
『えっあ、うん・・・!』
いつもと全然違う言葉に、全然違う空気
もう昨日までみたいに隣で歩いたりなんて出来ない
この気持ち知ってるのはもう、俺だけじゃなくなった
だから・・・もう・・日菜とは笑えないんだろうな
それでいい・・・・
それよりも、好きだって・・・わかってほしかった
日菜は、ぎこちなく、ソファに座る
「・・・俺がいるから?」
思わずそう言ってしまった
『えっ・・・?』
「俺がいるから、そんな居心地悪そうなの?」
横目で日菜を捕らえて言う
『ち、ちがうよ!そんなんじゃなぃよっ』
必死で否定する日菜は、また辛そうな顔だった
最低だな・・・俺・・・
見てられなくて、そのままリビングを出た
全部、嘘ならいいのに
俺のこの想いも、昨日の事も、何もかも――――――
でも、もう、どうしようもない・・・