◇禁断恋愛◆
登校中――――――
日菜は俺に話しかける
『今日ねっ中間テストの結果帰ってくるんだって!聖夜どぉだった?』
テストが帰ってくるのに、何でそんなに明るくしてられるか俺には全然わからないけど・・・
日菜は俺よりいつも、勉強できるから
「俺、全然出来てないから!日菜が教えてくれないからじゃん?」
そう言って俺は日菜の顔をのぞきこむ
『えっだって、私教えるの下手なんだもんっ』
ごく普通の、少し仲いいくらいの兄妹の会話
誰も俺が日菜を好きだなんて、思わない
常識的に考えて、少しくらい仲が良くても誰も疑わない
双子だから――――――
「日菜ー!!!」
少し先の信号のところで日菜の友達の河村がいた
『あっ、夏ちゃんが!じゃぁ、行くね』
そう言って日菜は走っていった
俺は後ろから肩を叩かれた
「相変わらず仲いいねー、聖夜っ」
振り向くと、ダチの光がいた
「光!・・・そっか?普通じゃん?」
光は、ずーっとつるんでる奴だけど・・・・・・
俺が日菜を好きだなんて、光にだって言えない
日菜は俺に話しかける
『今日ねっ中間テストの結果帰ってくるんだって!聖夜どぉだった?』
テストが帰ってくるのに、何でそんなに明るくしてられるか俺には全然わからないけど・・・
日菜は俺よりいつも、勉強できるから
「俺、全然出来てないから!日菜が教えてくれないからじゃん?」
そう言って俺は日菜の顔をのぞきこむ
『えっだって、私教えるの下手なんだもんっ』
ごく普通の、少し仲いいくらいの兄妹の会話
誰も俺が日菜を好きだなんて、思わない
常識的に考えて、少しくらい仲が良くても誰も疑わない
双子だから――――――
「日菜ー!!!」
少し先の信号のところで日菜の友達の河村がいた
『あっ、夏ちゃんが!じゃぁ、行くね』
そう言って日菜は走っていった
俺は後ろから肩を叩かれた
「相変わらず仲いいねー、聖夜っ」
振り向くと、ダチの光がいた
「光!・・・そっか?普通じゃん?」
光は、ずーっとつるんでる奴だけど・・・・・・
俺が日菜を好きだなんて、光にだって言えない