◇禁断恋愛◆
あれから、何日かたつけど、日菜とは目も合わせられない


声もろくにかけられない


朝になって、それでも日菜は俺を起こしてくれる


『聖夜・・・起きてっ』


「あぁ・・・うん・・・」


前よりももっとぎこちなくて


自分で起きればこんな思いしないのにな・・・・


何期待してるんだろ、俺・・・


あんなに、傷つけたのに・・・・・・・・・・


日菜は、俺の顔を見ると辛そうな顔をする


それが、辛くて


苦しくて


笑っててほしいだけなのに


好きだよ、日菜・・・・・・・・・・・


狂おしいくらいに――――――――
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