◇禁断恋愛◆
四時間目が終わって警報が出た


生徒は全員帰ることになった


日菜は・・・保健の先生が家まで送ってくれるらしい


なんで・・・・西原がつれてくんだよ・・・


今頃保健室にいるのかな・・・


俺は友達と家に向かいながらそう考えていた


「ただいま」


家に帰ると、まだ誰もいなかった


少しして、日菜が帰ってきた


『ただいまぁ・・・っ』


「日菜・・・どうしたんだよ?」


『ぇ・・・あ、熱あるみたいで・・少し寝るね』


そう言って日菜はふらふらと階段を上がろうとした


でも・・・ふらっと壁にもたれかかった


危なっかしくて一人になんて出来ない


「日菜・・・・・・」


気付けば俺は日菜を抱きかかえ、階段をのぼっていた
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