私の彼はやさしい人?!
陽一に頭を撫でてもらって気持ちが落ち着いたと言ったけど…
いざたまり場の前まで来るとやっぱり緊張してしまう。
だって何か入口にいかにも「僕たち不良です!」って男の子達がたくさんいた。
その集団は私の方を見ると
キッと鋭い睨みをきかされた私は狼の群れの中にいる羊みたいに動けなくなった
私はとっさにぐっと手に力をいれた。
「どうした?ふうか」
「なっ何かあの人たち私の事睨んでるんだけど…」
「あぁ~。ちょっと待ってて」
そう言うと陽一はあの不良集団の方に走って行ってしまった。
一人取り残された私はどうする事も出来ず陽一の帰りをまっついた。