からふる



俺は、立ち止まって叫び声をあげる





だって・・・




だって・・・







俺、電話の仕方しらねぇじゃん・・・







そういえば、電話の仕方教えてもらった。




しかし、忘れた






それはもう、綺麗さっぱりと・・・






「唯斗?」






急に立ち止まった俺を不思議そうに見るりゅう。





だって、こんなことになるなんて思わないから、





どうせ電話しないだろうと思って





聞き流したんだ・・・





< 8 / 40 >

この作品をシェア

pagetop