【危険なイケメン男の甘甘話】極道の組長が恋したのは敵の毒舌組長だった。
第1章
毒舌男の所に下働き?
「す~み~れ!!」
「何か?」
「私が、ジャンケン弱いのご存知ですよね」
「たっぷり知ってますよ?」
あたしのオジサンの利人は、ジャンケンが兎に角弱い。でも、勝ちたがりだから、良く賭けをして負けて帰って来る。
まだそれは良い。でも、屋敷の物が毎回どんどん減るのはあたし的にもイヤだった。
屋敷には、シャワーなど風呂は全部利人の相手の持ち物に。
そこで、あたしが九条組の組長になったと言うわけだ。
弱い組長だけど、皆に慕われる快感はたまらない!!
「菫、明日から隣町に行って下さいね?」
利人は、満面の笑みを浮かべあたしに言う。
「は?寝ぼけた事言ってたら、そのふさふさロン毛ハサミで、ハゲにしますよ?」
シャキんとあたしは、どこからか取り出したハサミを手に持ち、利人に近付いた。
だけど、利人の方が一枚上手で、側を通りかかった組員の腕を引っ張り利人は、あたしに差し出した。
チョキン
あ……
「オレオレ詐欺じゃねぇ~!!オレのオレオレのマイスイート髪ちゃんが!!」
「何か?」
「私が、ジャンケン弱いのご存知ですよね」
「たっぷり知ってますよ?」
あたしのオジサンの利人は、ジャンケンが兎に角弱い。でも、勝ちたがりだから、良く賭けをして負けて帰って来る。
まだそれは良い。でも、屋敷の物が毎回どんどん減るのはあたし的にもイヤだった。
屋敷には、シャワーなど風呂は全部利人の相手の持ち物に。
そこで、あたしが九条組の組長になったと言うわけだ。
弱い組長だけど、皆に慕われる快感はたまらない!!
「菫、明日から隣町に行って下さいね?」
利人は、満面の笑みを浮かべあたしに言う。
「は?寝ぼけた事言ってたら、そのふさふさロン毛ハサミで、ハゲにしますよ?」
シャキんとあたしは、どこからか取り出したハサミを手に持ち、利人に近付いた。
だけど、利人の方が一枚上手で、側を通りかかった組員の腕を引っ張り利人は、あたしに差し出した。
チョキン
あ……
「オレオレ詐欺じゃねぇ~!!オレのオレオレのマイスイート髪ちゃんが!!」