【危険なイケメン男の甘甘話】極道の組長が恋したのは敵の毒舌組長だった。
「利人って卑怯だよね?」
窓の景色を見ながらあたしは、呟いた。利人本人は、知らんぷりをしながら運転に集中している。
あたし九条菫の初恋は、多分このオジサンだから、あまり強気に出られない。
九条利人とは、小さな頃から一緒に居て。あたしのお兄ちゃん的存在だった。
アイドルよりも、イケメンって噂もされていて、だから、あたしが小学生の時から周りは、キレイなお姉さんにばかり囲まれていた。
極道って、堅気(カタギ)にはかなりモテるらしくて、ウハウハ状態だった。
そんな年上のお姉さん達に、デレデレな利人を見てたら一気に冷めたちゃったんだ。
見たくなくて、わざと忘れようとしたのかもしれないけど。
オジサンだから、うまくいくはずはないけどね。
窓の景色を見ながらあたしは、呟いた。利人本人は、知らんぷりをしながら運転に集中している。
あたし九条菫の初恋は、多分このオジサンだから、あまり強気に出られない。
九条利人とは、小さな頃から一緒に居て。あたしのお兄ちゃん的存在だった。
アイドルよりも、イケメンって噂もされていて、だから、あたしが小学生の時から周りは、キレイなお姉さんにばかり囲まれていた。
極道って、堅気(カタギ)にはかなりモテるらしくて、ウハウハ状態だった。
そんな年上のお姉さん達に、デレデレな利人を見てたら一気に冷めたちゃったんだ。
見たくなくて、わざと忘れようとしたのかもしれないけど。
オジサンだから、うまくいくはずはないけどね。