【危険なイケメン男の甘甘話】極道の組長が恋したのは敵の毒舌組長だった。
「あたし、普通だから!」



「クス、やっぱりキミは短気そうですね?そうでなくちゃ、つまらないけどね」



「は?」



「ほら、ここ僕の街みたいなもんでしょ?僕に逆らう奴って居なくて退屈してた所に、キミの組の弱い男が賭けをしに来た」



簡単だったね。潰すのは……と千歳零爾は愉快そうに言う。


本当に性格が悪い。


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