【危険なイケメン男の甘甘話】極道の組長が恋したのは敵の毒舌組長だった。
「そう思っても良いけど……だからさ……」



顔を近付けて来ていきなりのアップに、あたしは一歩下がる。



「な何?」



「僕の事口説いてよ。そしたら今日は、一つだけ言うこと聞いてあげる」



「あたしが?」



「そう……だけど、イマイチだったら分かってるよね?」



そう言ってニヤリと笑みを浮かべた。



何?分かってるよね?って、あたしなんかされるの?!



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