幸福壮の変人たち(仮)
住人さんですよ!
私の部屋は、201号室。
2階の一番奥の部屋だった。
鍵を開けて、室内に入ってみると、少し驚いた。
ボロい外装の割りに、内装は結構、きれいだったから。
床が抜けるのではないか?
と、心配していたが、その心配はなさそう。
部屋は、1LDK。
料理が好きだったりするのだが、キッチンが予想していた以上に整っていて、ちょっとテンションが上がった。
奥のほうに目を向けてみると、山になったダンボールが積まれてあった。
「あーあ…
片付けるの面倒だなぁ…」
荷物を持ってき過ぎたことに、少し反省した。