幸福壮の変人たち(仮)


取り敢えず、引越しの挨拶に回ることにした。


買っておいたお茶菓子を手に、先ずはお隣さんの部屋のチャイムを鳴らす。



ぴんぽ~~~~ん。



この音って、何だか気が抜けると思う。
私だけかなぁ?



「……?」



応答がない。


もしかして、留守なのかな?

そう思い、向かい側の部屋の人に挨拶することにした。



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