【詩集】PM4:39

海底



沈んだ世界は僕らの日常
心底深い水溜まり


強気低迷 曖昧模糊
水面下の想いは重く沈んで
青く揺らぐ海底世界を鼻で笑って
君は颯爽と歩きだす




ねぇ、
水溜まりを飛び越えてみる
そんな心すら忘れたの?



眩しいんだ
消し去れない
まぶたの裏に残る青が



それは君のモノなのに
誤魔化せない
紛れもない
譲れない君のモノなのに

疑うのならどうか気付いて
苦しいのならどうか信じて

一体君は君を
何処に忘れてきたの?






カッコつけて揺れる
自称地上人を鼻で笑って
君は君の中へ颯爽と飛び込んだ





【沈んでた、かつての】





「忘れた」
「…そう」
「………忘れた、のに」
「のに?」
「忘れたくないんだ」
「……そう」
「わかんない」
「ふりをしてるだけだよ、君は」
「………わかんないよ」
「なら、いってらっしゃい」





助言者。的確すぎてびっくりしたり。的外れすぎて殴りたくなったり。いろいろ。
どうでもいいけど、「何も言わずに側にいてくれるから……」って文、苺小説に主人公の親友が出てくる度に見るね。
……なんか言ってくれwって時は無いんか(*'∇`)
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