【詩集】PM4:39

ビーチボール



陽気な声に焚き付けられて
打ち上がる僕
…そりゃあ痛いさ



模造の僕と完璧な君の閃光
眩しすぎる程に
熱く激しく美しく




もっともっと
僕を強くぶって



もっと空へ高く
もっと君に近く



そりゃあ痛いさ
でも君の近くに居たいのさ







【あぁ、眩しすぎる君が好き!】






「ビーチボールとお日様は似てる?」
「違うでしょ?ふふ、おかしな子ね」
「でもね、お日様をじっと見てるの」







似て非なるもの。形は似てるのに、届かない。眩しすぎて直視も出来ない。痛いけど、我慢我慢。
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