Dear;You
君
昨日の事がまるで
遠い昔だったかのよう。
だって、
「よっ、馬鹿紗絢♪」
こいつ、またいつもと変わらないから。
動揺とかないの?
・・・・ほら、キスもして
・・・・なのに、あれ・・・?
「大河・・・・?」
あたしがそう言うと、大河は「なんだよ」といつも通りの返事。
「・・・昨日の事、ほんとなんだよね?」
「そうだよ」
「じゃあ・・キ・・・キスの事も?」
「ぉ前・・・・声がでかいって」
「・・・ごめん、・・・じゃあ、大河・・・なんで普通でいれんの?・・・あたし見てよ・・・もぅ・・・ッ・・・」
「・・・俺だって・・・、」
「あたし、普通じゃいられないよ?・・・席だって・・・隣なのが辛い・・・っ・・考えちゃうし、」
「・・・俺だって、辛いよ?・・・・ほら、紗絢が隣にいる、ってだけで・・・・また・・・理性ブッ飛ぶ・・・ていうの?・・・ごめんな?」
「・・・謝んないでよ」
「俺・・・・キス以上はしないから・・・・ね?」
「・・・・ぅん」
「・・・・だから、紗絢は安心していいの♪」
「ほんとに・・?しない?」
「するわけねえじゃんか♪」
「・・・ょかった」
「おう♪」
なんだろ、あたしって
なに不安になってんのかな
大河があたしを
犯しちゃうんじゃないか、って思うと怖くて、
怖いよ・・・・
でも好きな気持ちは
変わらなくて、キスの感触も、まだ・・・・忘れてない。
キス以上・・・・か、
まだ早いよね、あたし達・・・・中3には。
まだ遠い世界だよね。
大河もそれはわかっているはず。
「大河ーっ」
頬杖をつきながら言う。
「なんだよー・・・」
手元の漫画に夢中らしく、こっちを向いてくれない。
「なーに夢中になってんの?こっちみてよね♪」
「いま真剣なのーっ」
「ぇーっ」
「なんか話あんの?」
「ぅ・・・うん」
そう言って、あたしは大河を連れ出した。
遠い昔だったかのよう。
だって、
「よっ、馬鹿紗絢♪」
こいつ、またいつもと変わらないから。
動揺とかないの?
・・・・ほら、キスもして
・・・・なのに、あれ・・・?
「大河・・・・?」
あたしがそう言うと、大河は「なんだよ」といつも通りの返事。
「・・・昨日の事、ほんとなんだよね?」
「そうだよ」
「じゃあ・・キ・・・キスの事も?」
「ぉ前・・・・声がでかいって」
「・・・ごめん、・・・じゃあ、大河・・・なんで普通でいれんの?・・・あたし見てよ・・・もぅ・・・ッ・・・」
「・・・俺だって・・・、」
「あたし、普通じゃいられないよ?・・・席だって・・・隣なのが辛い・・・っ・・考えちゃうし、」
「・・・俺だって、辛いよ?・・・・ほら、紗絢が隣にいる、ってだけで・・・・また・・・理性ブッ飛ぶ・・・ていうの?・・・ごめんな?」
「・・・謝んないでよ」
「俺・・・・キス以上はしないから・・・・ね?」
「・・・・ぅん」
「・・・・だから、紗絢は安心していいの♪」
「ほんとに・・?しない?」
「するわけねえじゃんか♪」
「・・・ょかった」
「おう♪」
なんだろ、あたしって
なに不安になってんのかな
大河があたしを
犯しちゃうんじゃないか、って思うと怖くて、
怖いよ・・・・
でも好きな気持ちは
変わらなくて、キスの感触も、まだ・・・・忘れてない。
キス以上・・・・か、
まだ早いよね、あたし達・・・・中3には。
まだ遠い世界だよね。
大河もそれはわかっているはず。
「大河ーっ」
頬杖をつきながら言う。
「なんだよー・・・」
手元の漫画に夢中らしく、こっちを向いてくれない。
「なーに夢中になってんの?こっちみてよね♪」
「いま真剣なのーっ」
「ぇーっ」
「なんか話あんの?」
「ぅ・・・うん」
そう言って、あたしは大河を連れ出した。