カミレンジャーセカンド!
第二話
ってことで、前回からの続き。
カミレンジャーが訪れたのは、ストウ市の中でも外れのさらに外れの方にある、巣海良高原の山の麓だった。
見事なまでに、森林しかない山の麓だった。
ワルイダーの本拠地はそこに構えていたのだ。
まるで、騒音公害を防ぐかのように・・・。
「何てことだ!!・・・ワルイダーめ!まさか、町全体をゴーストタウンに変えてしまうとは!!」
レッドがその光景を見て叫ぶ。
「まぁ・・・言うと思ってましたけどね・・・。一応、この辺は斜面がきついので家を建てるのには適してない地形とだけ言っておきます。」
「ブルー・・・やる気ない、ツッコミにもほどがありますよ。」
・・・・・・・スイマセン、実さん。
「でも、何でこんなところにワルイダーの本拠地を置いたのかしら?」
恵の質問。
「何でも、土地代がやすかったからだそうよ。」
答えたのは、ピンク。
・・・・・・・って
「土地代、払ってるのかい!!」
思わず、突っ込んだ。
それでいいのか、悪の組織!!