オモイバナ
俺と君の全部




ふと目に留まったカレンダー。今日の所に印がついている。
そう言えば、俺たちが会ったの2ケ月前の今日だなぁ
彼氏に振られて泣いてたんだっけ。
そこを俺が…と回想に浸ってた。


「ちょっと何にやけてんの?顔が危ない人になってる」



気付かないうちに頬が緩んでいたらしい。
彼女にさえ言われてしまうんだから相当だ。


「いーや、なぁ今日何の日?」


半分からかいの気持ちで彼女の部屋のカレンダーを指さす。
俺は笑いながらそう聞いた。


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