胸きゅん彼氏
ありす「ど、どいてよ…」
緊張して声が震える。
悠生「さっきの威勢はどうしたんだ?」
だって…
性格はともかく顔は王子様みたいな奴にトイレ(しかも個室)で迫られてるんだよ?
緊張しない奴はいない!!(キッパリ)
悠生「これ、お前のせいなんだよなぁ?」
悠生君がジュースのかかったYシャツの裾を指差した。
意地悪な笑みで。
ありす「ま、まぁ…。そうだけど…」
悠生「じゃあ責任とれよ」
ありす「責任って…クリーニング代払えって事?」
悠生「ちげーよ」
バン!!
悠生君の手があたしの背中の壁に付いてあたしに覆い被さるような形になった。
ありす「¢£%#&!?」