あじゃあじゃラブリー
定時であがり・・・・

飲みに行こうかなぁ~ 

こんな気分で 一人飲んでも美味しいわけないもんね・・・・

重たい足で凹んで帰る・・・・

ただいまぁ~~~

暗い部屋に電気をつけて・・・冷蔵庫に直行・・・・

ビール ビ~~~~ル・・・・って

やだ・・・・切れてるじゃん・・・・

コンビニへ買いに行く???

面倒くさぁ~~ヨシキの誘いに乗ればよかったじゃん・・・・

う~~~んもぉ~~~

と・・・・チャイムが・・・・・鳴った????


誰?

覗き穴・・・・・うん??何 花?


そっと開ける・・・・


最初に目に飛び込んできたのは バラの花束。

【花の宅配?】

次に現れたのは・・・・あんなに会いたかった 大出 旬の笑顔。

「あっ・・・・・」

「冷たいじゃんか?退院したら 1度も顔出してくれなくてさ・・・・」

「だって・・・・」

「だから 今日は 届けにきた。」

そう言って あいつが バラの花束を差し出した。

「あっ・・・・ちょうどいいとこきた」

「えっ???」

思わず あいつを自宅に引っ張り込んで 私はコンビニめがけて走り出していた。 

わからなかった・・・・あいつをどんなふうに迎えればいいのか・・・

コンビニでビールを数本かごに入れてふらふらしている所へあっこねーさんが

たまたま 瀬川をともなって入ってきた。


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