あじゃあじゃラブリー
あっこねーさんが 私を見つけて声をかけてきた。
「あら・・・由真ちゃん」
「あ・・・あっこねーさんこんばんわ。ドクターと2人ですか?」
「そうよ。」
「デート?」
「まっ・・・・そんなとこね。」
差別意識はなかったつもりなんだけど・・・・
そういわれて なんか妙な気分・・・・この気分をどう 割り切ればいいんじゃ?
「由真ちゃんは・・・一人?」
「え?えぇぇ・・・・」
「旬君は?」
「えっ?」
「彼、退院した足で 由真ちゃんに文句言いに行くんだっていっていたけど。」
「文句・・・・ですかぁ?」
「そうよ。彼 毎日 由真ちゃんの事待っていたのよ。なのに 来るのは
待ち人以外・・・・挙句は 切れてたわ。」
「切れてた・・・・・」
「そうだぞ。俺は まだ 1ヶ月くらいは 入院してろって言ったんだけどな。
このままだと かえって具合悪くなりそうだからって・・・強行に退院して
いきやがった。」
「えっ?完治したんじゃ・・・・」
「まっ・・・治療は完了したが?しかし おまえが いまだに会ってないとしたら
何処へいってるんだぁ?」
「さぁ・・・・・」
「早く 戻った方がいいわ。」
「そ・・・そうですよね・・・・」
ビールを買うと 仕方なく家路についた。
部屋に入る・・・・
あれ???
あいつは???