あじゃあじゃラブリー
ベッドの上で 由真が動いた音に 旬が目を覚ました。

「おはよ。」

「あ・・・・・」

あわてて 布団でバスローブを思わず隠す。

「今更 隠したって・・・・着替えさせたの俺だし・・・・」

「・・・ってことは・・・・・」

「ああ、拝ませていただきました。 ぺちゃんこの 胸」

【げっ・・・・・】

「もしかして・・・・」

「そうだよ。私を襲って~~~って、迫ってきたからさ。」

「ウ・・・・・嘘・・・・・」

「うそだよ・・・・」

「じゃ・・・・・じゃ・・・・なんで 主は 上半身裸なんだよ。」

「汚されたんだよ。誰かさんにさ。」

「えっ?」

「あんたが 牛だとはおもわなかったよ。」

「えっ・・・・・う・・・・・うし?」

「これで 俺のこと言えなくなったね。」

そう言いながら あいつがキッチンに出て行った。

「かなり りっぱな 二日酔いなんじゃないの?まだ、酒臭いし・・・
 そのままで行ったら 身上かなりわるいんと違う?」

【たしかに・・・・おっしゃる通りでございます。】

「半日休んで 酔い覚ましていったら?スパにでもいってさ。
 俺、今日まで 仕事入ってないから 付き合ってやるよ。」

「い・・・・いいよ・・・・一人で行ってくるから・・・・」

「なんで?」

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