あじゃあじゃラブリー
あいつは、それから ぱったりと 顔を見せなくなった。

【嫌われた・・・・・当然だ・・・・・10代の小娘だって あんなふうに拒んだりしないだろうに・・・・25にもなって・・・・・嫌われて 当然だわ・・・・】

でも、すごく後悔している・・・・

この気持ちはなに??

いつになく ふさぎこんでいると ヨシキが飲みに誘ってきた。

「どうしたん!!元気ないじゃん。まさか イケメン君にふられた?」

「・・・・・・」

「えっ?マジかよ・・・・・ふったんじゃなくて、ふられた?」

「そうだよ。悪いか。」

「なに ふられるようなことしでかしたんだよ・・・しかたないなぁ~
 慰めてやるよ。」

「おごりで?」

「そういうとこ ちゃっかりしてやがる。」

「そうよ・・・・今 ビンボーモード全開だもん。」

【そうだよ・・・あいつの 骨髄移植のお陰で 超ビンボーなんだよ
 あたしは・・・・・】


飲んだ・・・・飲んで飲んで 飲んだくれた。


前後不覚になるまで・・・・・


朝起きたら・・・・・・





ぎゃぁ~~~~~~~~~~~★★★・・・・・・







えっ??????






相手はヨシキ????バージン捧げちゃったの????あたし・・・・状態だし。



ショック・・・・・・








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