あじゃあじゃラブリー
「おい・・・信じてなかったのかよ・・・」

「違うわ 信じるのは 私自身の気持ちって言いたいのよ!!幸彦だって
 もてるのよ・・・・」

「ああ・・・それは 認めるよ」

「彼の周りには健康で 女として世間の誰もがごく 普通に認める子達で
 溢れているのよ。」

「おまえ・・・まさか 引け目感じているんじゃ・・・・」

「感じた事もあったわよ。私は女でも 普通の女が求めればかなえられる
 夢や希望をかなえられない体なんだから・・・・なのに なによ・・・
 旬の事信じて上げられなくて うじうじ悩んで 私は 旬のファンだし
 彼の事応援もしてるからね。彼の味方なの。あんたみたいな子 旬の
 彼女でいる資格なんてない。さっさっと別れてあげなさいよ!!邪魔したわね
 行こう 幸彦!!」

あの、優しいアッコさんが ここまで 怒りをあらわにするなんて意外だった。

呆然としている 私の後ろでバタン!!と乱暴にドアが閉まる音がした。

「そうだよね・・・・資格なんてないね・・・・・」

 ため息・・・・・

と・・・・またまた チャイムが・・・・

【今度は誰よ・・・・】

覗き穴からチェック・・・・

ヨシキが心配そうな顔をして立っていた。

ドアを開ける・・・・

「ああ・・・用事があって携帯に電話入れたのに 現在使われておりません
 なんていうしさ・・・・心配になってさ・・・・」

思わず ヨシキにしがみついて 号泣した・・・・

「おい・・・浅香・・・・」

鼻をすすりながら 顔を上げた 私の目に 呆然とした表情をしてこっちを

みている 旬の姿が飛び込んだ。

「あっ・・・・・・・・」

小さな声で驚嘆した私に反応して ヨシキが振り向いた。

そして ヨシキは旬を無視するかのように 私の肩を引き寄せると

強引に 私の部屋に入りドアを閉めた。
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