あじゃあじゃラブリー
ヨシキが私を連れて行ったのは そう・・・・

3ヶ月前 私が 旬の恋愛報道の記事を目にした喫茶店。

「ここは・・・・」

「おまえ ここで あいつの恋愛報道の記事読んだんだろ?その事で
 ここの マスターがお前に話した事があるんだってさ・・・・
 ここ・・・俺も好きでよく来る店なんだけどさ・・・・
 マスター大出 旬とも仲が良くてさ・・・・・俺とお前の事知らないでさ
 2~3日前偶然 あいつの話を聞いたんだ・・・・」

ヨシキに促されて 私は店に入った。

「いらっ・・・・あっ・・・・あんた・・・・あれ・・・ヨシ・・・
 彼女お前の知り合いだったのか?」

「っていうか・・・・こいつでしょ?マスターが言ってた 彼女ってさ・・・」

「そ・・・そうだけど・・・・それじゃ・・・」

 参ったな・・・・という表情でマスターがヨシキを見た。

「構わないよ。彼女に大出 旬の事 話してやってよ。」

「あっ・・・・ああ・・・実はこの前 あんたが見た新聞の記事なんだけど・・・
 あれは モデルのるみなとの交際が発覚する前の古い新聞記事だったんだ・・・
 ちょうど 店を掃除しようと思って引っ張り出してきたのをさ・・・・
 あんたが見て 誤解したんだ・・・・」

「えっ・・・・嘘・・・・」

「あいつさ・・・誤解されたのがわかって あわてて飛び出していったようだったけど。。。 その後、話もできないって 相当落ち込んでいてさ・・・・悪かったね・・・
誤解させるような 新聞 気無しで置いておいてさ・・・・頼むからさ・・・
あいつの言い分だけでも聞いてやってくんないかな・・・・」


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