あじゃあじゃラブリー

【おい・・・そんな風に笑ってていいんかよ・・・・】

なんだか　ヨシキに申し訳ないような気持ちになって彼を見ていると　ヨシキが　車にのりこむなり　窓を開けて言った。

「おい！！早く乗れって。」

【えっ？で・・・・でも　あたいの　車は・・・・】

「すみません　俺達　これから　デートなんです！！邪魔しないでくださいね。
　ついてきても　何もでないですからぁ＝＝＝」

仕方なく　ヨシキの車に乗り込む。

あれほど　ついてくるな！！と言ったのに・・・・

ついてくるし・・・(￣Д￣）しつこ～～～～～い

ミラーでついてくる車を見ながら　ヨシキがやっぱりな。とつぶやいた。

「どうするよ。」

「ど・・・・どうするって・・・・」

「俺んちへ来る？」

「は・・・・はぁ？」

「いやかぁ～～～？」

「嫌じゃないけど・・・」

【あいつに　誤解されたくないし・・・・・】

「大出俊に誤解されたくないってかぁ？」

「う・・・・うん・・・・」

「じゃぁ、自宅に送ろうかぁ？？？それこそ　毎日　あいつらに張られちゃうぞ。」

【確かに・・・・それは言えてるけど・・・・】

「俺に　任せろって　言ったろ？悪いようにはしないから。」

そう言って　ヨシキが自宅の駐車場に車を入れた。

ヨシキの家の車庫は　シャッターが閉まると　車庫の中から直接　部屋に入る

ドアがある。

「入れよ」

ドアをあごでしゃくりながら　ヨシキが言った。

「えっ？」

「いいから・・・」

車から降りて　言われたとおり　ドアを開けると・・・・・

「えっ？？？？あっ・・・・・・」