あじゃあじゃラブリー
出迎えてくれたのは あいつの笑顔・・・・

「おかえり」

「今日の仕事は?」

「現場まで 追っかけられて仕事にならなくてさ。 急遽 ほされた。」

「は・・・・はぁ・・・で? 彼に電話をして 相談したら・・・・」

「俺は しばし 女の部屋に出入りするからさ・・・・」

そんな女もいないくせに ヨシキが見栄を張って言った。

奥から あの、女マネージャーが顔を出した。

「さて・・・影武者 出動だね。ヨシキ君よろしく!!」

冗談めかして彼女がヨシキに言った。

「確か・・・あの時の・・・」

「そうよ。 旬にふられた かわいそ==な マネージャーの相沢です。」

「えっ?それじゃ なにかよ 振られたもの同士で 影武者?」

「あら?私が相手じゃ 不満? 彼女より ナイスボディーだし、顔だって
 頭だって・・・性格だっていいわよ。」

「はいはい。その 根拠のない自信 おおいに気に入った!!」

「ねぇ・・・ヨシキ・・・女の部屋出入りするって・・・・まさか・・」

「私の家よ。えっ・・・・もしかして 彼を前にやきもち?」

「そ・・・・そんなわけ・・・・」

あわてて 否定した私を尻目に 相沢 綾香が笑ってからかった。

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