あじゃあじゃラブリー
ヨシキと綾香が出て行った後・・・・

これと言ってすることもなく 私と旬は 居間でソファーに別々に座りボ~~としていた。

「ねぇ・・・」

「うん?」

「2人きりなのに・・・この距離感はなに???この 空気は何???」

「そうね。」

「来る?」

「お前・・・来いよ。」

「なんで あたしが・・・・」

「怒ってる?」

「私が?どうして。」

「あんな風に発表して・・・・」

「悪いと思ってるの?後悔してるの?」

「いや・・・」

「ならいいんじゃない?」

「じゃ・・なんだよ・・・この 重たい空気」

「重たい?じゃぁ、軽くする?」

「どうやって?」

「飲もうか。」

「えっ・・・・・」

立ち上がって 冷蔵庫を開けてみる。

【まぁ~りっぱ・・・・ここに しばし 篭城しろと???食糧も酒も
 充分入っているわ。】

冷蔵庫から ビールを2本出して 旬に差し出しながら 隣に腰をかける

「はい」

「あっ・・・・ありがとう」

「乾杯」
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