あじゃあじゃラブリー
るみなは 波打ち際に立っていた。
俺を呼んだのは・・・・
別れを切り出すためだった・・・・
別に るみな一人が俺の女ってわけでもないし、
るみなは「愛=セックス」と考えてるような奴でさ・・・・
俺とは そういうところでそりが合わなくなってきているのを感じていた。
ただ、確信が無くても 俺の子供を妊娠しているといった 彼女の言葉と
俺が彼女とこの目で確かめた エコーの中にあった 子供の命という現実に
対してだけは責任を取りたかった・・・・
あの日 海辺で 俺は彼女と派手に口論した。
感情的になった るみなが 俺にこう言った。
「あなたは 作っただけ!! 私が育てるのよ!! 私にその気がなければ
お腹の中の子供なんて いつでも 殺せる」ってね・・・・
俺も 思わず感情的になって 怒鳴り返していた。
「殺せるもんなら殺せよ!! だけど おまえだけ 生き残るなんて
卑怯なマネするなよ」って・・・・
るみなは感情の起伏の激しい奴だった。
あいつと別れて ふと岩場を見上げたら あいつが岩場に立ってるのが見えた。
まさか!と思った次の瞬間 あいつは岩場から海へ向けて身を投げた・・・・
あわてて 警察にも届け 自分自身でも探した・・・・
遺体は揚がらなかった・・・・
ふっ・・・あがらないわけだ・・・・生きていたんだもんな・・・・
死んだのは・・・・お腹の中の子供だけだったようだし・・・・
でも、あいつは そんな事おくびにも出さずに・・・
ふ・・・・見上げたもんだ。
立派な 自己防衛本能・・・・
褒めてやるよ・・・・
俺を呼んだのは・・・・
別れを切り出すためだった・・・・
別に るみな一人が俺の女ってわけでもないし、
るみなは「愛=セックス」と考えてるような奴でさ・・・・
俺とは そういうところでそりが合わなくなってきているのを感じていた。
ただ、確信が無くても 俺の子供を妊娠しているといった 彼女の言葉と
俺が彼女とこの目で確かめた エコーの中にあった 子供の命という現実に
対してだけは責任を取りたかった・・・・
あの日 海辺で 俺は彼女と派手に口論した。
感情的になった るみなが 俺にこう言った。
「あなたは 作っただけ!! 私が育てるのよ!! 私にその気がなければ
お腹の中の子供なんて いつでも 殺せる」ってね・・・・
俺も 思わず感情的になって 怒鳴り返していた。
「殺せるもんなら殺せよ!! だけど おまえだけ 生き残るなんて
卑怯なマネするなよ」って・・・・
るみなは感情の起伏の激しい奴だった。
あいつと別れて ふと岩場を見上げたら あいつが岩場に立ってるのが見えた。
まさか!と思った次の瞬間 あいつは岩場から海へ向けて身を投げた・・・・
あわてて 警察にも届け 自分自身でも探した・・・・
遺体は揚がらなかった・・・・
ふっ・・・あがらないわけだ・・・・生きていたんだもんな・・・・
死んだのは・・・・お腹の中の子供だけだったようだし・・・・
でも、あいつは そんな事おくびにも出さずに・・・
ふ・・・・見上げたもんだ。
立派な 自己防衛本能・・・・
褒めてやるよ・・・・