あじゃあじゃラブリー
どのくらい時間が過ぎただろう・・・

風呂に入り ビールが飲みたくなった・・・

冷蔵庫のストックが切れている事に気がついて 近所のコンビ二に買出しに行こうと

外に出る。

「えっ???」

【まだいたのかよ・・・・しかも こんなところで 酒盛りして・・

 足投げ出して寝ちゃって 通行の邪魔にはなるし・・・第一風邪ひくよ・・・】

ヨシキが ドアの横の壁にもたれかかって 泥酔して寝込んでいた。

【仕方ないなぁ・・・・もぉ・・・・】

寝込んでいる ヨシキをなんとか 部屋に引っ張り込んで 寝かしつけた。

ヨシキを置いて ビールを買いにコンビ二に走る。

袋をぶら下げて帰ってくると、今度はドアの前に 旬がうつむくようにして立っていた。

【は・・・・はぁ????】

「まだ 何か用?」

「実は・・・俺・・・相談に乗って欲しい事があったんだ・・・・」

さっきの NO天気な表情は消えていた。

まぁ・・・明日は 休みなんだし・・・

泥酔しているとはいい ヨシキもいたりして、うかつに寝てもいられないからね・・・

逆に こいつの 話し相手になってるのもいいか・・・そう 考えて私は鍵を開けた

「いいの?俺 あがっても・・・・」

「いいよ・・・先客がいるから。」

「せ・・・・先客?って・・・・」

私が あごでしゃくった先に 泥酔して寝ているヨシキがいた。





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