あじゃあじゃラブリー
あいつの言葉が胸に刺さっていた。

『思っている・・・願っていないけど・・・・・』

どうすればいいんだろ・・・

ドクターが顔を出した。

「あ!!」

なんだよ・・・・胃潰瘍の時と同じドクターかぃ・・・・まぁ・・・担当医だろうけど・・・科が違うだろうに・・・・

「大出君の恋人だよね。 今のままだと 彼非常に危険なんだ。何とかしてくれないと
 今度こそ 死ぬよ!!」

【死ぬよ・・・って・・・・まぁ、はっきりと・・・・・】

「どうすればいいんですか?」

「以前君 彼が 吐血した時採血してくれたよね・・・・実は 僕 血液に関心があって ね・・・血液の相性について研究してるんだけど・・・君と 大出君の血液って
 すごく 相性がいいと思ったんだ。」

【血液に相性なんて・・・・初めて聴きました。そりゃ あいつと同じO型らしいけど】

「彼の病気のこと聞いてるよね・・・・」

「はい。」

「今のような 治療を専門用語で支持療法っていうんだが、彼の場合 結構症状が重いからね・・・この治療法を続けても 1年の生存率は30%・・・・」

「えっ・・・そんなに 低いんですか?・・・」

なんだか ショックだった・・・・

「他に・・治療法はないんですか


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