あじゃあじゃラブリー
「えっ???それって・・・・」

「大出旬に 分けてやる羽目になったんだよ。」

「どうして???」

「だってさ・・・俺、収録現場にいたんだもん。」

「なんで・・・・」

「あいつに 呼ばれてさ・・・」

「えっ???おおいで・・・・旬に???」

「ああ。」

「どうして ヨシキのこと知っていたんだ?」

「俺にもわかりませ~~ん。でも、彼から電話がきたんだな。
 話があるってさ・・・おまえとの事もききたかったから、
 会って見ようって現場で待ち合わせてたんだ。」

「私との事?」

「付き合っているんだろ?」

「えっ???」

「この前 家の前で話しこんでるのみたし・・・それに・・・」

ヨシキが言いにくそうに言葉を濁した。

「それに、何?」

「俺に言わせるのか?」

【あっ・・・・・もしかして あの日の事 誤解してる???】

「バスローブきてたって???」

う・・・・うん・・・・・罰悪そうに ヨシキがうなずいた。

「あのね・・・

あんた達 二人して 人の家を 酔い覚ましの豚箱代わりに使ってさ。」

「よ・・・・酔い覚まし?」

「そうよ!!あんたは 玄関で爆睡してるは・・・・あいつは
 玄関先でリバースするは・・・・散々だったんですからね!!」

「それじゃ・・・・あいつの バスローブ姿は・・・・」

「裸で寝せといても ヨシキのことだもんね 誤解してるわよね。いや・・・
 バスローブ着せといて正解だったかもね。」

「あ・・・あはは・・・・」

「あははじゃないわ。で?なに はなしたの?」

「それが 話す前にこの騒ぎでさ。」

「なるほどね。」

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