私があなたであなたが私!?

☆そう、それは運命





「頑張ってね、バスケ!!」



クラスの男子が窓の外から声をかけてきた。



男子は外でサッカーだっけ。



「うん、ありがとう♪」



笑顔でそう答えた。



ふふふ、そりゃ頑張るわよ。



柊 優、みんなに恥を欠かせてやるわ!



「うふふふ」



秘めた笑い声が思わず口に出てしまった。



しかし幸い、周りの女子たちは気づいていないようだ。



「ん?」
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